寄稿文
寄稿「『時の回廊』で時間の回遊を愉しむ直島」山本憲資
「硝子の茶室『聞鳥庵』」が直島に降り立ち、しばしの時が過ぎた。ベネッセハウスでの...
椹木野衣 特別連載②
宇野港でしか実現できない展示と小豆島福田集落での試み
8月2日、3日。猛暑とはいえ天候に恵まれた夏会期開幕直前、小豆島、豊島、犬島、宇...
椹木野衣 特別連載①
「瀬戸内国際芸術祭2022が『開く』意味」
2022年4月14日、「瀬戸内国際芸術祭2022」が開幕した。これから11月6日...
寄稿「瀬戸内国際芸術祭を伝える~こえび隊がつなぐ、島と来島者~」甘利彩子
瀬戸内国際芸術祭(以下、芸術祭と表記)は、2010年から始まった現代アートの祭...
寄稿「芸術性と風土性と場所性の卓越した融合」西田正憲
写真:濱田英明 オンラインを通じて遠隔のコミュニケーションが可能となり、ネットで...
椹木野衣 特別連載
第5回「生きるためのアートの力」
コロナ・パンデミックがなかなか収束しない。今後、状況がどのように推移するかにつ...
寄稿「『旅する茶室』を追いかけて」山本憲資
杉本博司 硝子の茶室「聞鳥庵」(筆者撮影) 杉本博司の作品「硝子の茶室『聞鳥庵も...
自分だけではわからなかった仕掛けやおもしろさに気付く
「豊島・犬島鑑賞ツアー」体験レポート
朝9時、直島の宮浦港。これから仕事が始まる人、観光に胸躍らせる人、さまざまな人が...
何度訪れていても新たな発見がある
「直島鑑賞ツアー」体験レポート
初めて直島を訪れたのは、2009年だった。瀬戸内に壮大なアートを楽しめる島がある...
椹木野衣 特別連載
第4回「神なき時代に内省を取り戻すためのアート」
アートにとってもっとも重要な体験のひとつが、作品を通じて自己へと帰っていく内省の...
寄稿「仕事もしながらゆったりと過ごす直島」山本憲資
直島への訪問は今回で4回目か5回目だったのだけど、少し仕事もあったので、今回は欲...
椹木野衣 特別連載
第3回「内省という体験を導き出す光」
これまでの2回の連載を通じて、私はアートと呼ばれるものにとってもっとも意義ある体...
クリスチャン・ボルタンスキー氏追悼メッセージ:
三木あき子
クリスチャン・ボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」(写真:久家靖秀) クリスチャ...
クリスチャン・ボルタンスキー氏追悼メッセージ:
北川フラム
クリスチャン・ボルタンスキー「ささやきの森」(撮影:市川靖史) 7月14日の夜半...
クリスチャン・ボルタンスキー氏追悼メッセージ:
福武 總一郎
クリスチャン・ボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」(写真:久家靖秀) クリスチャ...
椹木野衣 特別連載
第2回「自然によって濾過されたアートの体験」
前回は、ベネッセアートサイト直島がそう名付けられる以前から備えていた性質のうちの...
寄稿「直島で『自分だけの答え』をつくるアート鑑賞体験をしてみませんか」末永幸歩
「アートについてこんなに語れる自分に驚いた」。美術館でのアート鑑賞ツアー中に、参...
椹木野衣 特別連載
第1回「美術作品が主役でない初めてのミュージアム」
私が直島へ最初に足を運んだのは、1992年に「ベネッセハウス/直島コンテンポラリ...
寄稿「あの空気を吸いに行く」鈴木芳雄
直島に初めて行ったときのことを思い出してみる。杉本博司さんの護王神社が完成して、そのお披露目と…
寄稿「bene(よく)+ esse(生きる)を考える場所」神藤 秀人
「"よく生きる"とは何かを考える場所」は、決して「一人称」でないだろう。島のため、島の人のため…
寄稿「感じるためのレッスン」島貫 泰介
じつを言えば、私が直島にやってきたのは今回が初めてなのだ。そう告白すると、アートに興味のあるほ…
寄稿「二つの出あい、島々で」大西 若人
人やモノとの出あいには、2種類ある。新鮮な出あいと、懐かしい出あいだ。 今という時代を鮮やかに…
寄稿「安藤建築で杉本作品を堪能する、
世界で唯一の宿泊体験。」石田 潤
自然光が差し込む朝と深淵な闇に包まれる夜では、空間そして作品ともに全く異なる顔を見せ、特にしん…
寄稿「『来し方行く末』を考える」青野尚子
アートというと「コンセプトは」とか、「美術史の中での位置づけは」といったことを考えてしまうけれ…
寄稿「消費されない島」中村剛士
直島が物語を生むアートの島となったのは1990年代からのことです。それまでは銅製錬所主体の島で…