広報誌「NAOSHIMA NOTE」2016年7月号を発行しました。

広報誌「NAOSHIMA NOTE」2016年7月号の特集は、今年3月20日に豊島・甲生地区にオープンした「豊島八百万ラボ」を特集します。

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ベネッセアートサイト直島では、豊島において、根源的なテーマである「生と死」を追究する施設や作品を展開してきました。この地に新たに開館したのが、アーティスト・スプツニ子!による「豊島八百万ラボ」です。科学やテクノロジーによって、おこりえる"未来"を、アートとして展示していく施設です。
時代の変化に伴い、「生と死」という概念、それをめぐる価値観についてあらためて考える必要性も出てきます。この施設では、判断基準となる社会の価値観、あるいは人々の信念や物事に対する態度を疑い、そこから生まれる問いを発信していきます。今回の特集では、施設や作品紹介に加え、スプツニ子!と京都大学iPS細胞研究所の八代嘉美氏との対談を企画。生命科学の切り口から作品について語り合います。

福武財団が資金助成を行う活動団体のコラム「OPINION――地域を考える」。今回は、NPO法人「こえとことばと心の部屋」代表で、詩業家でもある上田假奈代さんです。2003年、上田さんは詩人としての拠点探しをきっかけに、大阪市の第3セクターの複合娯楽施設「フェスティバルゲート」内の空き店舗で活動をスタートされました。しかし大阪市の文化施策の転換により退出を求められ、2008年、釜ヶ崎に拠点を移されています。「釜ヶ崎のおっちゃんたちに出会ってしまった」ことから、「釜ヶ崎を知ることは、日本の近代化の歴史を知ること」と気づき、出会い学び合う「釜ヶ崎芸術大学」を開講。2014年には「ヨコハマトリエンナーレ2014」にも参加。最近では同じ西成区内の学校へおじさんたちと出かけていく「旅する釜芸」やゲストハウス事業「ゲストハウスとカフェと庭」を展開されています。釜ヶ崎にいる人々と関わることでしか見えてこなかったまちの課題、そして起こした数々の事業とこれから先の展開についてご寄稿いただきました。

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