広報誌「NAOSHIMA NOTE」2015年10月号発行しました。
ベネッセアートサイト直島の広報誌「NAOSHIMA NOTE」では、直島、豊島、犬島の3島での活動を年4回お届けしています。アート・建築をはじめとした活動や、そこで起こる地域の変化を、「感じる、考える、行動する」の三部で構成しています。今回は最新号の誌面内容をご紹介します。
最新号2015年10月号では「ベネッセアートサイト直島の、夜」を特集しています。日没後から深夜まで、べネッセアートサイト直島を体験していただきたい――という企画です。秋分の日を境に、日没時刻が刻々と早くなる10月、11月。自然光の下で鑑賞する島々のアート施設のほとんどが、夕方30分から1時間早くクローズします。これからは夜の時間が長くなり、たしかに太陽の光の下で作品を鑑賞する時間は短くなりますが、日没後も様々な楽しみ方があります。特集では「1. 歩く。」「2. アートを見る。」「3. 語り合う。」「4. 眠る。」「5. 他の島を楽しむ。」と5つのトピックスで、島のナイトライフをご紹介。月明かりが眩しい夜の散歩道、その道中目にする高松側の夜景、アート施設のプログラム、バーやラウンジ、そして就寝。今回ご紹介する夜のアクティビティを一晩で味わい尽くすのはなかなか難しいかもしれません。ぜひ、何度でも訪れていただきたいと思います。
連載「島の人」では、豊島で山本果樹園を経営する山本彰治さんにお話を伺いました。豊島ミカンの生産に"執念を燃やしていた"山本さんですが、土庄町議長を務められたり、その後は唐櫃の棚田景観整備、豊島美術館開館にもご尽力いただきました。そんな山本さんの半生と、今ご自身が考える豊島についてのお話です。
一方、福武財団は、日本全国のまちづくりなどの地域活動地域に資金助成を行っています。「OPINION――地域を考える」では、瀬戸内を離れ、日本全国の地域に目を向けるきっかけとなることを願い、福武財団助成先の方にコラムを寄稿いただいています。今回は静岡県・浜松市の認定NPO法人 クリエイティブサポートレッツの理事長、久保田翠さんにご寄稿いただきました。
誌面は電子版で公開中です。
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