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安藤建築ツアーについてご紹介します。

ベネッセアートサイト直島では、直島・豊島・犬島の鑑賞ツアーを行っています。今年は、建築を見る・体感する鑑賞ツアーもいくつか実施しています。今回はその中から安藤建築ツアーについてご紹介します。

直島と建築家・安藤忠雄の関わりは、1989年の国際キャンプ場の監修から始まり、30年近くに渡ります。現在ご覧いただける施設は1992年公開のベネッセハウス ミュージアムをはじめ、直島島内に8つあります。安藤建築ツアーは、その8つの施設を全てご覧いただきながら、安藤氏が瀬戸内の景観の中で建築をつくってきたプロセスを体感していくツアーです。

このツアーのみどころのひとつに、通常はご宿泊の方しかご覧いただけない宿泊施設である、ベネッセハウス オーバル(1995年)、パーク(2006年)、ビーチ(2006年)の見学があります。安藤氏が設計した島内の宿泊施設は4棟ありますが、それぞれに海や周囲の自然との距離・関わり方が異なり、景観の違いもみることができます。国立公園に指定されている土地で制約が多い中、いかに安藤氏がアート・自然と共生する建築の設計を工夫してきたかを実感できます。

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ベネッセハウス パーク

美術施設では、ベネッセハウス ミュージアム(1992年)、南寺(1999年)、地中美術館(2004年)、李禹煥美術館(2010年)、ANDO MUSEUM(2013年)を巡ります。建築の視点で見ていくと、どの建築も方法は違えども、外観は周りの自然や集落に溶け込む設計になっています。建物の中にも周囲の景観を取り込んでおり、刻々と変化する光、気候、季節の移ろいを身体で感じることができます。また、ベネッセアートサイト直島で展開しているアートは、その場でしか体験できない作品をアーティストが現地で制作するというサイトスペシフィック性を重視しており、安藤氏の建築とアートが一体となった空間そのものが作品となっています。

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ベネッセハウス ミュージアム
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地中美術館

安藤氏の特徴的なコンクリート打ち放しは直島の安藤建築にも多く見られますが、年代を追って見ていくと仕上がりの質が進化しているのもよく分かります。直島の安藤建築はほとんど同じ職人の方々が施工を担当してきました。安藤氏の設計は、壁の薄さやシャープさ、開口部の多さ、道が狭く民家と隣接する敷地など厳しい条件が多いですが、職人達が試行錯誤しながら安藤氏の思い描く空間を実現させてきた経験が、仕上がりの美しい直島の安藤建築をつくってきました。特に島内で一番新しいANDO MUSEUMでは、その集大成をご覧いただくことができます。

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ANDO MUSEUM

ANDO MUSEUMはその名の通り安藤氏が設計した建築をご覧いただく美術館です。築約100年の民家の中に、コンクリートを使って新しい空間をつくりました。安藤氏がヒューマンスケールの設計において考えている、"既存の環境に対し、いかに最小限の表現で切り込み、最大限のふくらみをもつ空間をつくるか"という挑戦が詰まった空間を実際に体感していただけます。

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ANDO MUSEUM

直島の安藤建築は、それぞれが中の作品空間、周囲の自然・環境と深く結びついています。この安藤建築ツアーを通して、安藤氏の一環した環境への姿勢や、妥協しない努力、また職人達による施工の技術の高さをしっかりと体感していただけるはずです。
現在、安藤建築ツアーは12月までの予約を受け付けております。詳細は下記よりご確認ください。皆様のお申込みをお待ちしております。

http://benesse-artsite.jp/program/index.html#tour

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