現在ヨーロッパを中心に活動している国際的評価の高いアーティスト・李禹煥と建築家・安藤忠雄のコラボレーションによる美術館です。
半地下構造となる安藤忠雄設計の建物のなかには、李禹煥の70年代から現在に到るまでの絵画・彫刻が展示されており、安藤忠雄の建築と響きあい、空間に静謐さとダイナミズムを感じさせます。
海と山に囲まれた谷間に、ひっそりと位置するこの美術館は、自然と建物と作品とが呼応しながら、モノにあふれる社会の中で、我々の原点を見つめ、静かに思索する時間を与えてくれます。
1960年代後半から「もの派」と評される現代アートの動向の中で中心的な役割を担ってきた李禹煥。李禹煥美術館の作品は、静かに繰り返される呼吸のリズムにのせて描かれた筆のストロークの平面作品や、自然石と鉄板を組み合わせ、極力つくることを抑制した彫刻作品など、空間と融合した余白の広がりを感じさせる代表作です。
李禹煥
1936年大韓民国慶尚南道生まれ。1961年日本大学文学部哲学科卒業。多摩美術大学名誉教授。
主な展覧会 : 2001年「Lee Ufan」展(ボン市立美術館・ドイツ)、2005年個展「李禹煥 余白の芸術」展(横浜美術館)、2007年「Resonance」展(ヴェネチアビエンナーレ・イタリア)、2008年「LEE UFAN」展(ブリュッセル王立美術館・ベルギー)、2011年「無限の提示」(グッゲンハイム美術館、アメリカ)など。
柱の広場
照応の広場
出会いの間
小間
沈黙の間
影の間
瞑想の間
海と山に囲まれたなだらかな谷あいに立つこの美術館は、安藤忠雄設計の自然の地形を生かした建物と、正面に建つ李氏の柱の作品とが響きあい、縦と横の緊張感を生み出します。また、谷あいから海へとつながる敷地に三角形と矩形を配置した設計プランは、自然と調和した律動的な空間の展開を実現しています。

安藤忠雄
1941年大阪生まれ。1969年安藤忠雄建築研究所設立。建築家、東京大学名誉教授。プリッカー賞(1995年)、UIA(国際建築家連合)ゴールドメダル(2005年)をはじめ国内外で受賞多数。
代表作:1989年「兵庫県立こどもの館」、「光の教会」(大阪)、1992年「ベネッセハウス」(直島)、2000年「淡路夢舞台」(淡路島)、2002年「フォートワース現代美術館」(アメリカ)、2004年「地中美術館」(直島)など
李禹煥美術館内に併設するミュージアムショップです。「日常生活の中に李禹煥の作品を取り入れることで、ゆっくり時間をかけて鑑賞体験を深めていく」アイテムをテーマに、アーティストに関する書籍とオリジナルグッズを取りそろえています。
李禹煥美術館内の店舗ですので、ご来館の際は是非お立ち寄りください。


李禹煥美術館公式カタログ。李禹煥と安藤忠雄の対談、所蔵作品などを収録しています。

「対話」の作品をモチーフにした女性用七分袖Tシャツです。男性用長袖Tシャツ4,629円(税込)もご用意しています。
美術館スタッフがお客さまと一緒に作品を鑑賞しながらご案内をする、完全予約制のツアーです。
美術館スタッフがお客さまに問いかける質問や参加者同士の交流を通して、感じたことを自由にお話いただく対話型ツアーです。 李禹煥の作品、安藤忠雄の建築、瀬戸内の自然などさまざまな要素との関係から生まれる豊かな発見をお楽しみいただけます。
トークツアー詳細についてはこちらからご参照ください。
李禹煥美術館では、9名以上の団体でご来館の皆様にスムーズにご鑑賞いただくために、事前予約をお願いしております。
(1)バリアフリーについて
施設の特性上、バリアフリー対応になっていない場所がございます。あらかじめご了承ください。
お越しいただく際は可能な限りの入館サポートをいたしますので、施設へ直接ご相談ください。
(2)車椅子等の貸出について
・車いす:1台、貸し出しを行っています。予約はできません。
・筆談具:あります。
・多目的トイレ:なし
・介助犬・盲導犬・聴導犬を同伴してご入館いただくことができます。
・団体鑑賞割引および障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)をお持ちの方への減免はございません。
・ご利用可能なクレジットカードは、AMEX、Diners、JCB、Master、NICOS、VISAです。
・年間パスポート(5,250円/1年間有効)もございます。有効期間中に何度でもご来館いただけます。
お客様の安全確保およびアート作品、建築作品の保護の観点から、ベネッセアートサイト直島の敷地内における事前許可のない無人飛行機(ドローン)の使用は固く禁止させていただきます。
〒761-3110 香川県香川郡直島町字倉浦1390
Tel : 087-892-3754(福武財団)
Fax : 087-840-8285
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