ベネッセアートサイト直島 Benesse Art Site Naoshima

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家プロジェクト

家プロジェクトは直島・本村地区において展開するアートプロジェクトです。「角屋」(1998年)に始まったこのプロジェクトは、現在、「角屋」「南寺」「きんざ」「護王神社」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」の7軒が公開されています。点在していた空き家などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、空間そのものをアーティストが作品化しています。地域に点在する作品は、現在も生活が営まれている本村を散策しながら鑑賞することになります。その過程では、場所の持つ時間の重なりやそこに暮らす人々の営みを感じることでしょう。生活圏の中で繰り広げられる来島者と住民との出会いにより、さまざまなエピソードを生み出しているのもこのプロジェクトの特徴です。都市と地方、若者とお年寄り、住む人と訪れる人とが交流していく中で生まれる新たなコミュニティの在り方を提起する契機になったこの有機的な取り組みは、日々変化しながら進化を続けています。

インフォメーション

開館時間
10:00~16:30
※「南寺」最終入館 16:15
※「護王神社」の本殿と拝殿は、いつでも自由にご見学、ご参拝いただけます。
※「きんざ」は、メンテナンス中のため、ご鑑賞いただけません。
開館カレンダー
休館日
月曜日
※ただし、祝日の場合開館、翌日休館
鑑賞料金
共通チケット(「きんざ」を除く6軒を鑑賞)1,030円
ワンサイトチケット(「きんざ」を除く1軒のみを鑑賞)410円
※15歳以下は無料
芸術祭会期中のパスポートでの鑑賞についてはこちら
チケット
販売所
ベネッセハウス、本村ラウンジ&アーカイブ、直島町観光案内所(海の駅なおしま内)、植田たばこ、T.V.C RENTALほか
お問合せ
個人のご鑑賞 / 団体のご鑑賞
家プロジェクト

本村ラウンジ&アーカイブ

本村ラウンジ&アーカイブは、かつて農協のスーパーマーケットとして使用されていました。その基本的な構造をほぼ残し、建築家・西沢立衛が空間をデザインしています。家プロジェクトの鑑賞チケットと関連書籍やグッズ販売のほか、インフォメーションセンターとしてご利用いただけます。

本村ラウンジ&アーカイブ
杉本博司「護王神社」
2002年
レオ・ヴィラリアル「Chasing Rainbow」
2004年
アンジュ・レッチア「Seven Islands」
2012年
空間デザイン:西沢立衛
営業時間
10:00~16:30
定休日
月曜日
※ただし、祝日の場合開館、翌日休館
所在地
〒761-3110 香川県香川郡直島町850-2
tel 087-840-8273

角屋

「角屋」は家プロジェクトの第1弾として完成しました。200年ほど前に建てられた家屋を、漆喰仕上げ、焼板、本瓦を使った元の姿に修復しました。 宮島達男の作品のうち「Sea of Time '98」では、直島町の人々が制作に参加しています。現代アートが地域や島民の生活に介在する契機にもなった作品です。

角屋
宮島達男 「Sea of Time '98」
1998年
宮島達男 「Naoshima's Counter Window」
1998年
宮島達男 「Changing Landscape」
1999年
修復監修:山本忠司

宮島達男
1957年東京生まれ、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。主な展覧会に、1988年ヴェネツィア・ビエンナーレ・アペルト、1996年「ビッグ・タイム」フォートワース近代美術館・テキサス、1997年ヘイワード・ギャラリー・ロンドンを巡回、2008年「Art in You」水戸芸術館・茨城。ベネッセアートサイト直島では、2001年「スタンダード」に参加。

南寺

「南寺」は、ジェームズ・タレルの作品のサイズにあわせ、安藤忠雄が設計を担当した新築の建物です。元来この近辺には5つの社寺と城址が集まっており、直島の歴史的、文化的な中心地になっています。「南寺」は、かつてここに実在していたお寺が人々の精神的な拠り所であったという記憶をとどめようとしています。

南寺
ジェームズ・タレル 「Backside of the Moon」
1999年
設計:安藤忠雄

ジェームズ・タレル
1943年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。クレアモント大学院芸術修士号取得。主な展覧会に、1980年ホイットニー美術館・ニューヨーク、1995年水戸芸術館・茨城がある。代表作に1979年から今も制作中の「ローデン・クレーター」・アリゾナ、2000年 「光の館」・新潟、地中美術館にて公開されている2004年「アフラム、ペール・ブルー」「オープン・スカイ」「オープン・フィールド」がある。

最終入館
16:15

きんざ

「きんざ」の建物は築百数十年の小さな家屋でした。屋根や柱などの構造はそのままに伝統的な技術を使いつつも、家屋そのものが外壁も含め作品化されています。内藤礼が、すでにそこにあった時間と自然の関係性に、ほんの少し手を加えることによって新たな空間を創出しています。この作品は完全予約制で、おひとりずつ内部に入り作品をご鑑賞いただけます。

きんざ
内藤礼 「このことを」
2001年
構想・基本設計:内藤礼
実施設計:木村優、永田直(アートステーション)

内藤礼
1961年広島生まれ、1985年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。主な展覧会・プロジェクトとして、1997年「地上にひとつの場所を」(第47回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館)、「Being Called」(フランクフルト・カルメル会修道院、企画:フランクフルト近代美術館)、2001年「このことを」直島・家プロジェクト・きんざ(ベネッセアートサイト直島)、2002年「地上にひとつの場所を/Tokyo 2002」(東京・ライスギャラリーby G2)、2003年「地上にひとつの場所を/New York 2003」(ニューヨーク・ダメリオ・テラス)、2007年「母型」(富山・入善町 下山芸術の森 発電所美術館)、2009年「すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」(神奈川・神奈川県立近代美術館 鎌倉)など。

開館時間
11:00-13:00 / 14:00-16:30
休館日
月曜日~水曜日
※「きんざ」は、メンテナンス中のため、ご鑑賞いただけません。
鑑賞料金
510円
※他の家プロジェクトとは別料金です。
鑑賞方法
ウェブからの事前予約が必要な作品です。お一人毎に入館し、15分間ご鑑賞いただけます。

護王神社

江戸時代から祀られている護王神社の改築にあわせ杉本博司が設計しました。石室と本殿とはガラスの階段で結ばれていて、地下と地上とが一つの世界を形成しています。本殿と拝殿は、伊勢神宮など初期の神社建築の様式を念頭に、さらに作家自身の美意識に基づくものとなっています。

護王神社
杉本博司 「Appropriate Proportion」
2002年
設計:杉本博司
設計協力:木村優、設楽敏生(アートステーション)

杉本博司
1948年東京生まれ。主な展覧会に、1995~98年「Sugimoto」メトロポリタン美術館・ニューヨーク他巡回、2005年~07年「杉本博司」森美術館・東京他巡回、2008~09年「歴史の歴史」金沢21世紀美術館・石川、国立国際美術館・大阪を巡回。ベネッセアートサイト直島では、1994年「アウト・オブ・バウンズ : 海景の中の現代美術展」1994、2001年「スタンダード」、2006年~07年「直島スタンダード2」に参加。

石橋

明治時代、製塩業で栄えていた石橋家の家屋は、2001年4月まで個人宅として使われていました。直島では古くから製塩業が人々の生活を支えており、直島の歴史や文化をとらえるという観点からも、家そのものの再建に重点がおかれました。千住博が着想から5年の歳月を費やして「場のもつ記憶」を空間ごと作品化しています。

石橋
千住博 「ザ・フォールズ」
2006年
千住博 「空(くう)の庭」
2009年
空間デザイン:千住博、秋元雄史
修復監修:福武總一郎、本多忠勝

千住博
1958年東京生まれ。東京藝術大学大学院博士課程修了。1995年第46回ヴェネツィア・ビエンナーレ絵画部門で優秀賞受賞。代表作に「フラット・ウォーター」シリーズ、「ウォーターフォール」シリーズがある。パブリックコレクションに、2002年大徳寺聚光院別院・ 静岡、2004年羽田空港第2ターミナルビル・東京などがある。2006年~07年「直島スタンダード2」に参加。

碁会所

「碁会所」という名称は、昔、碁を打つ場所として島の人々が集まっていたことに由来します。建物全体を作品空間として須田悦弘が手がけ、内部には 速水御舟の「名樹散椿」から着想を得てつくられた作品「椿」が展示されています。庭には本物の五色椿が植えられており、室内の須田の椿と対比的な効果をつくりだしています。

碁会所
須田悦弘 「碁会所」
2006年-
空間デザイン:須田悦弘、秋元雄史
修復監修:本多忠勝

須田悦弘
1969年山梨県生まれ。1992年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。主な展覧会に、1993年「銀座雑草論」銀座1-4丁目パーキングエリア、2004年「須田悦弘」パレ・ド・トーキョー・パリ、2006年「須田悦弘展」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・香川。 ベネッセアートサイト直島では、2001年「スタンダード」、2006年~07年「直島スタンダード2」に参加し、コミッションワークとして2002年「雑草」がある。

はいしゃ

かつて歯科医院兼住居であった建物を、大竹伸朗がまるごと作品化しています。家のあるところは彫刻的であり、または絵画的であり、あるいはさまざまなものがスクラップされているなど、多様なスタイルが盛り込まれています。作品タイトルの「舌上夢」という言葉は、何かを口にしている時、味や匂いなどの感覚からたどる夢の記憶のプロセスを表現しています。

はいしゃ
大竹伸朗 「舌上夢/ボッコン覗」
2006年
空間デザイン : 大竹伸朗
修復監修 : 秋元雄史、本多忠勝

大竹伸朗
1955年、東京生まれ。1980年代初頭より国内外で作品発表を開始。近年は、第8回光州ビエンナーレ(2010年、韓国)、ドクメンタ(13)(2012年、ドイツ)、第55回ヴェネチア・ビエンナーレ(2013年、イタリア)などの国際展に参加。ベネッセアートサイト直島での主な作品は、1994年に発表された「シップヤード・ワークス」ほか、家プロジェクト「はいしゃ」≪舌上夢/ボッコン覗≫(2006年、直島)、直島銭湯「I♥︎︎湯」 (2009年、直島)。瀬戸内国際芸術祭2013参加、女木島にて「女根/めこん」を発表。

家プロジェクトツアー

家プロジェクトでは、午前と午後の1日2回作品鑑賞ツアーを実施しています。 ツアーでは作品の解説に加えて、古くから人々の生活が営まれている地域である本村を散策することで、場所の持つ時間の重なりやそこに暮らす人々の営みを感じていただけます。

朝の家プロジェクトツアー

実施日
家プロジェクト開館日に準ずる
時間
9:40~11:15
対象
ベネッセハウスに宿泊の方限定
料金
970円
お申し込み
チェックアウトまでに、各フロントへ
集合場所
本村ラウンジ&アーカイブ
鑑賞作品
家プロジェクト「角屋」「護王神社」「南寺」

昼の家プロジェクトツアー

実施日
家プロジェクト開館日に準ずる
時間
13:30~15:00
対象
どなたでも参加可能
料金
970円
お申し込み
開始時刻15分前までに、本村ラウンジ&アーカイブへ
集合場所
本村ラウンジ&アーカイブ
鑑賞作品
家プロジェクト「角屋」「南寺」「石橋」「碁会所」など3~4軒

家プロジェクトツアー参加のお客様へ

  • ・ツアー参加料金のほかに、家プロジェクト共通チケット(お一人1,030円)が必要です。ベネッセハウスにご宿泊のお客様は、フロントで押印を受けた再入場のチケットもご利用いただけます。
  • ・15歳以下の方は、ツアー参加費と家プロジェクト鑑賞料金、ともに無料です。
  • ・ツアーは日本語でのみ実施します。
  • ・屋外を歩きながらのツアーになりますので、歩きやすい靴や季節に応じた服装でご参加ください。
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