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直島新美術館パブリック・プログラム 「直島会議2025」
《マルコ・ポーロの忘れ物》から直島新美術館へ
―アジア現代アートと1995-2025
2025年9月7日(日)開催

直島会議2025
左からアピナン・ポーサヤーナン(Photo: THE MOMENTUM)
スハーニャ・ラフェル(Photo: Winnie Yeung @ Visual Voices Courtesy of M+, Hong Kong)、三木あき子、帆足亜紀

直島新美術館では1992年から直島で開催していた美術と建築、社会との関わりなどを論じあうシンポジウム「直島会議」を再開し、第一回は直島新美術館のパブリック・プログラムとして開催します。
記念すべき再開後の第一回は「《マルコ・ポーロの忘れ物》から直島新美術館へーアジア現代アートと1995-2025」というタイトルのもと、2025年9月7日(日)に開催します。
この機会にぜひご参加ください。

プログラム 概要

今から30年前の1995年、ベネッセは社名変更に際し、その名称と離島でのアート活動を広く世界に知らせるべく、世界で最も重要な現代アートの祭典の場であるヴェネツィア・ビエンナーレにて展覧会を開催しました(注:「トランスカルチャー展」国際交流基金と福武学術文化振興財団の共催)。《マルコ・ポーロの忘れ物》とは同展のために、アーティストの蔡國強が制作展示した、かつて多くの文物を西欧にもたらしたマルコ・ポーロが持ち帰らなかったものとして、天と人の秩序を示す東洋の宇宙観や生命観をヴェネツィアに届けるプロジェクトで、同展に併せて設立された第一回ベネッセ賞を受賞しました。

第一回となる本会議では、当時よりアジアの現代アートシーンの発展に深く携わってきた専門家を迎え、「離島から世界に発信する」というベネッセアートサイト直島の方向性の原点であり、それまで欧米が中心だった現代アートシーンにおけるアジアを含む非西洋圏のアートの台頭を象徴的に表すことになった同展および本作を起点に、登壇者それぞれの体験を通して、その変遷を振り返るとともに、国際的視座から直島新美術館発足の背景と今後の可能性などを探ります。

日時 2025年9月7日(日) 13:30開始(開場13:00)~15:30終了(予定)
会場 ベネッセハウス パークホール(ベネッセハウス パークへお越しください)
登壇者 アピナン・ポーサヤーナン(バンコク・アート・ビエンナーレ最高責任者兼芸術監督)
スハーニャ・ラフェル(M+館長)
三木あき子 (直島新美術館館長/ベネッセアートサイト直島インターナショナルアーティスティックディレクター)
モデレーター:
帆足亜紀(横浜美術館国際グループ兼学芸グループグループ長、横浜トリエンナーレ組織委員会総合ディレクター補佐)
プログラム(予定) イントロダクション:三木あき子
《マルコ・ポーロの忘れ物》 蔡國強からのビデオメッセージ
プレゼンテーション1:アピナン・ポーサヤーナン
プレゼンテーション2: スハーニャ・ラフェル
帆足亜紀モデレーターによるディスカッション
※日英同時通訳を予定しています。

プログラム参加費

無料
プログラム参加費 無料
直島新美術館またはベネッセハウス ミュージアムの当日または前日の鑑賞チケットが必要です。オンラインチケットの購入はこちら

プログラム申込

こちらよりお申込みください。
締切:8月31日(定員に達した場合は締め切り前にお申込みを中止することがあります。)

共催

直島新美術館(公益財団法人 福武財団)、株式会社ベネッセホールディングス

アクセス

【お車でお越しの場合】
つつじ荘の駐車場をご利用ください。(ベネッセハウス パークまで徒歩約5分)

【徒歩でお越しの場合】
町営バスをご利用の上、「つつじ荘」バス停下車、徒歩約5分。
【日時】
2025年9月7日(日) 13:30開始(開場13:00)~15:30終了(予定)
【会場】
ベネッセハウス パークホール(ベネッセハウス パークへお越しください)
【登壇者】
アピナン・ポーサヤーナン
(バンコク・アート・ビエンナーレ最高責任者兼芸術監督)

スハーニャ・ラフェル
M+館長)

三木あき子
(直島新美術館館長/ベネッセアートサイト直島インターナショナルアーティスティックディレクター)

モデレーター:
帆足亜紀
(横浜美術館国際グループ兼学芸グループグループ長、横浜トリエンナーレ組織委員会総合ディレクター補佐)
【プログラム(予定)】
イントロダクション:三木あき子
蔡國強からのビデオメッセージ
プレゼンテーション1:アピナン・ポーサヤーナン
プレゼンテーション2: スハーニャ・ラフェル
帆足亜紀モデレーターによるディスカッション
※日英同時通訳を予定しています。
【プログラム参加費】
無料
プログラム参加費 無料
※直島新美術館またはベネッセハウス ミュージアムの当日または前日の鑑賞チケットが必要です。オンラインチケットの購入はこちら
【プログラム申込】
こちらこちらよりお申込みください。
締切:8月31日(定員に達した場合は締め切り前にお申込みを中止することがあります。)
【共催】
直島新美術館(公益財団法人 福武財団)、株式会社ベネッセホールディングス
【アクセス】
お車でお越しの場合
つつじ荘の駐車場をご利用ください。(ベネッセハウス パークまで徒歩約5分

徒歩でお越しの場合
町営バスをご利用の上、「つつじ荘」バス停下車、徒歩約5分。

登壇者プロフィール

アピナン・ポーサヤーナン
(バンコク・アート・ビエンナーレ最高責任者兼芸術監督)

タイ文化省「現代美術と文化」事務局長、文化振興部局長、常任秘書。タイのアーティストのためのシルパトーン賞とアートファンドを創設。ヴェネツィア・ビエンナーレ(2003、2005、2007年)のタイ館、アジア・パシフィック・トリエンナーレ(1993、1996年)などの国際展など多くの企画を手掛ける。ソロモン・R・グッゲンハイム美術館、ナショナル・ギャラリー・シンガポールの委員会メンバーを歴任。タイ・ビバレッジ株式会社のアドバイザー、ワン・バンコクの芸術文化委員会のメンバーも務める。

スハーニャ・ラフェル
(M+館長)

オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館で副館長兼コレクション担当ディレクター(2013-2016年)、クイーンズランド州立美術館 /近代美術館では館長代理などを歴任(1994-2013年)。 アジア太平洋地域の現代美術コレクションの構築に尽力し、2002年よりアジア・パシフィック・トリエンナーレを主導。国際美術館会議(CIMAM)で2016年から理事、2023年より会長に就任。

三木あき子
(直島新美術館館長/ベネッセアートサイト直島インターナショナルアーティスティックディレクター)

パレ・ド・トーキョー(パリ)チーフ&シニア・キュレーター(2000-2014年)、ヨコハマトリエンナーレ(2011年 アーティスティックディレクター、2017年コ・ディレクター)等を歴任。台北ビエンナーレ(1998年)、バンコク・アート・ビエンナーレ(2024年)等の国際展や、バービカン・アート・ギャラリー(ロンドン)、台北市立美術館、韓国国立現代美術館、森美術館、横浜美術館、京都市京セラ美術館等世界各地の主要美術館にて多くの企画を手掛ける。

モデレーター

帆足亜紀
(横浜美術館国際グループ兼学芸グループ グループ長、横浜トリエンナーレ組織委員会総合ディレクター補佐)

シティ大学(ロンドン)にて博物館・美術館運営修士号取得後、1996年よりフリーのコーディネーターとして、国際交流基金のアジア地域の美術交流事(1997-2010年)や茨城県のアーティスト・イン・レジデンスの運営(2003-2007年)などに携わる。2010年より横浜トリエンナーレ組織委員会事務局に入り、第4回(2011年)以降の横浜トリエンナーレに携わる。2016年より横浜美術館所属となり、現在に至る。

問い合わせ先:
直島新美術館 info-newmuseum@fukutake-artmuseum.jp