【2020年7月19日(日) オンラインフォーラム開催】
今、瀬戸内から宇沢弘文
~自然・アートから考える社会的共通資本~
ベネッセアートサイト直島(公益財団法人 福武財団)は、2020年7月19日(日)宇沢国際学館と共催で、オンラインフォーラム「今、瀬戸内から宇沢弘文~自然・アートから考える社会的共通資本~」を開催します。
【開催概要】
- 開催日:2020年7月19日(日)13:00-16:00
- 参加費:無料
- 視聴方法:Zoom
- お申し込み:Peatix
※動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみご案内いたします。
【タイムスケジュール】
- 13:00-13:05:Opening
- 13:05-13:35:Introduction
「ベネッセアートサイト直島 現代アートによる地域再生 人々を覚醒させ、地域を変貌させる現代美術の力!」福武總一郎 ※ライブ出演
「なぜいま社会的共通資本なのか」渋澤健×占部まり
- 13:35-14:35:Session 1
「変革する社会と未来にひらく教育」鈴木寛×ドミニク・チェン×宮口あや
- 14:35-14:45:休憩
- 14:45-15:45:Session 2
「とりまくものたちと生きる~生命・文化・科学~」 舩橋真俊×森田真生
- 15:45-16:00:Closing
【注意事項とお願い】
より深く本フォーラムをお楽しみいただくために、予め「社会的共通資本(岩波新書)」「人間の経済(新潮新書)」などをお読みいただくことをお勧め致します。なお、宇沢国際学館代表占部まりによるnoteもご参照いただけたら幸いです。
【登壇者プロフィール】
渋澤健
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役
コモンズ投信株式会社取締役会長
複数の外資系金融機関でマーケット業務に携わり、2001年にシブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業し代表取締役に就任。07年にコモンズ株式会社(現コモンズ投信株式会社)を創業、08年に会長に就任。経済同友会幹事、UNDP(国連開発計画)SDG Impact運営委員会委員、等。著書に「渋沢栄一100の訓言」、「SDGs投資」、「渋沢栄一の折れない心をつくる33の教え」、他。
鈴木寛
東京大学・慶応義塾大学教授
東京大学法学部卒。通商産業省、慶應義塾大学助教授を経て参議院議員12年。文部科学副大臣(二期)、文部科学大臣補佐官(四期)などを歴任。現在は、東京大学・慶應義塾大学教授、大阪大学招聘教授(医学部)、社会創発塾塾長、日本サッカー協会理事、Inochi未来フォーラム理事などを務める。
ドミニク・チェン
1981年生まれ。博士(学際情報学)。特定非営利活動法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事。NTT InterCommunication Center[ICC]研究員, 株式会社ディヴィデュアル共同創業者を経て、現在は早稲田大学文化構想学部准教授。一貫してテクノロジーと人間の関係性を研究している。近著に『未来をつくる言葉―わかりあえなさをつなぐために』(新潮社)がある。その他の著書として、『謎床―思考が発酵する編集術』(晶文社)、『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック―クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』(フィルムアート社)など多数。監訳書に『ウェルビーイングの設計論―人がよりよく生きるための情報技術』(BNN新社)など。
福武總一郎
株式会社ベネッセホールディングス 名誉顧問
公益財団法人 福武財団 理事長
瀬戸内国際芸術祭 総合プロデューサー。1945年岡山県生まれ。1973年株式会社福武書店(現㈱ベネッセホールディングス)入社。1986年同社代表取締役社長就任。1987年より直島でのプロジェクトを開始。1995年「よく生きる」を意味する造語「ベネッセ」を取り入れたベネッセコーポレーションに社名を変更。1998年メセナ国際大賞、2006年直島での継続的なアート活動に対してメセナ大賞、2008年芸術選奨、2010年日本建築学会文化賞、2013年地域文化功労者文部科学大臣表彰など受賞。
舩橋真俊
ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャー
一般社団法人シネコカルチャー代表理事
東京大学にて生物学、数理科学を修め、仏エコールポリテクニク大学院にて物理学博士(Ph.D)取得。獣医師免許資格保持。 子供の頃に昆虫や小動物の飼育採集を通じて、「野生状態と飼育環境では生命活動が根本的に異なる」ことを経験し、諸学問を渡り歩いた末に自然状態での生命科学を志す。 サステナビリティ、環境問題、健康問題の交差点となる農業をはじめとする食料生産において、生物多様性に基づく協生農法(Synecoculture)の構築を通じて、人間社会と生態系の双方向的な回復と発展を目指す。
宮口あや
Ethereum Foundation(イーサリアム財団) エグゼクティブ・ディレクター。
サンフランシスコ州立大でMBAを取得後、13年同市にて仮想通貨取引所「Kraken」の立ち上げに参加。18年2月にEthereum Foundationのエグゼクティブ ・ディレクターに就任。財団のトップとして、創設者ヴィタリック・ブテリンと共にイーサリアムの研究開発とオープンソースのコミュニティの発展に務める。19年にWorld Economic Forumグローバルブロックチェーン理事、Ethereum Enterprise Alliance 理事にも就任。
森田真生
独立研究者
1985年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科を卒業後、独立。現在は京都に拠点を構え、在野で執筆・研究活動を続ける傍ら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、数学に関するライブ活動を行っている。デビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。そのほか著書に『アリになった数学者』(福音館書店)『数学の贈り物』(ミシマ社)、編著に『数学する人生』(新潮社)がある。
占部まり
宇沢国際学館代表取締役・内科医
1990年東京慈恵会医科大学卒業
地域医療を医師として担いながら、父、宇沢弘文の理論をより多くの人にと活動している。日本メメント・モリ協会代表理事 日本医師会国際保健検討委員など。
主催:宇沢国際学館
共催:公益財団法人 福武財団
協力:株式会社ベネッセホールディングス、NECネッツエスアイ株式会社
事務局:公益財団法人 福武財団、株式会社meguri