家プロジェクト「角屋」トークイベント
「角屋」"Sea of Time '98" タイムセッティング2018 ~継承~
直島島民が「角屋」と過ごした20年
家プロジェクト「角屋」 宮島達男"Sea of Time '98"
写真:鈴木研一
1998年に「家プロジェクト」の第1弾として公開された「角屋」"Sea of Time ʻ98"は、当時直島にお住まいの125名の方々にデジタルカウンターのスピードを設定していただいて完成した作品です。公開から20年を迎えた昨年、タイムセットに参加いただいたご本人やご遺族を含めた全ての方を訪問し、スピードをそのままにする、どなたかに継承するなど次の20年に向けた思いを確認しました。そして、現在直島にお住まいの方19名を新たに加え、デジタルカウンターのスピードを再度設定するタイムセッティング会を2018年12月2日に開催しました。
今回のトークイベントでは、前回に引き続きタイムセッティングに参加いただいている方と、今回新たに参加いただいた方を交え、作品制作に参加した動機やその思い、作品公開から経過した20年とこれからの20年について、現代美術家 宮島達男とともにお話しをうかがいます。
■「角屋」"Sea of Time '98" タイムセッティング2018 ~継承~
直島島民が「角屋」と過ごした20年
開催日時:2019年2月8日(金)14:30~16:00 (開場 14:00)
会場:直島ホール
参加費:無料
事前申込:不要
<トークイベントプログラム>
・イントロダクション|開会のあいさつ
・第一部| 「直島島民が「角屋」と過ごした20年」
タイムセッティングに参加している直島島民に普段の生活の場において現代美術が身近にあることの意味や思い、作品と共に過ごす、または過ごすことになる20年について、宮島氏と共に話をうかがっていきます。
・第二部| 「角屋」を知りつくす!
「角屋」をはじめ「角屋」を制作した宮島氏について、当日の参加者から幅広く質問を集め、ざっくばらんに質疑応答を進めます。「角屋」を入口に宮島氏の手掛ける作品や現代アートそのものを、より一層、身近に感じていただけます。
第一部・二部登壇者| 現代美術家 宮島達男氏、直島島民6名程度、ベネッセアートサイト直島 関係者
アーティストプロフィール
宮島 達男(みやじま たつお)
1957年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。2006-2016年 東北芸術工科大学副学長。2012-2016年 京都造形芸術大学副学長。1980年代半ばから1から9までの数字によるLEDのデジタルカウンターを使用した作品を発表し国際的な評価を得る。1988年にヴェネチア・ビエンナーレのアペルト部門への参加を皮切りに、国内外での重要な現代美術展に多数参加。代表作に「メガ・デス」など。東日本大震災後には犠牲者への鎮魂と復興を願い、作品「時の海-東北」の計画を推進。
来場のご案内とお願い
●交通について
直島町営バスをご利用の場合| 「役場前」バス停をご利用ください。
自家用車の場合| 本村駐車場(「南寺」南東/無料)をご利用ください。
●会場でご使用いただくスリッパを各自ご持参の上、当日は暖かなお召し物でご来場ください。
●当日は取材ならびに、社内記録写真・動画の撮影をさせていただきます。これらは社内外で公開する場合があります。あらかじめご了承ください。
●お問い合わせ
「角屋」トークイベント 運営事務局
tel 087-892-3927 (9:00-17:00)