犬島「家プロジェクト」A邸 作品公開のお知らせ

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Photo: Yoshikazu Inoue

犬島「家プロジェクト」A邸では、2018年11月1日(木)より、ベアトリス・ミリャーゼスの作品「Yellow Flower Dream」を公開しました。

作家はA邸の建築について受けた、「周囲のコミュニティや自然が融合された彫刻である」という印象を基点に、犬島の自然のなかに見られる幾何形体や人びとの暮らしの生命感をエネルギーあふれる色を用いて仮想風景として表現。新たなリズムを生み出すとともに、見る人の想像力を掻き立てます。

ぜひこの機会に、犬島まで足を運んでいただけましたら幸いです。

犬島「家プロジェクト」A邸

■ベアトリス・ミリャーゼス / Beatriz Milhazes
1960年リオデジャネイロ生まれ、同地在住。
社会コミュニケーション学を卒業後、1980~1983年パルケ・ラージ視覚芸術学校(リオデジャネイロ、ブラジル)で美術を学び、1996年まで同校で絵画の講師を務める。
ブラジルの代表的なアーティストの一人として評価を受けている。ブラジル国内外でキャリアを積み上げ、2003年、ヴェネツィア・ビエンナーレにブラジルの代表作家として出展。その他、サンパウロ・ビエンナーレ(1998年・2004年)、上海ビエンナーレ(2006年)など。主な個展に、州立ピナコテッカ美術館(サンパウロ、2008)、カルティエ現代美術財団(パリ、2009)、バイエラー財団(バーゼル、2011)、カルースト・グルベンキアン財団(リスボン)、ラテンアメリカ美術館(ブエノスアイレス、2012)、パソ インペリアル(リオ デ ジャネイロ)、オスカー・ニーマイヤー美術館(クリチバ、2013)、ペレス・アート・ミュージアム(マイアミ、2014~2015)。
作品はニューヨーク近代美術館、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館、メトロポリタン美術館、金沢21世紀美術館、ソフィア王妃美術館やポンピドゥー・センターに収蔵。