犬島 くらしの植物園 ワークショップ開催
2017年6月4日(日)・5日(月)・10日(土)

昨年10月にオープンした「犬島 くらしの植物園」。犬島で長く使われていなかったガラスハウスを中心とした約4,500㎡の土地を再生し、犬島の風土や文化に根ざした庭園・植物園として蘇らせるプロジェクトです。「植物とともにくらす歓び」をテーマに、自然の中に身を置きながら、食べ物からエネルギーに至るまで自給自足的な営みを行う「新しいくらし方」を、犬島のランドスケープにおいて考えていきます。完成された場として公開するのではなく、ワークショップの開催等を通じて制作プロセスに多くの来訪者に参加してもらいながら、「くらし方」についてともに考え、長い期間をかけて作り上げていく植物園です。

犬島 くらしの植物園では、6月に下記ワークショップを開催します。

6/4(日)・5(月) チキントラクターをつくるワークショップ

犬島 くらしの植物園では、今後、循環システムのお手伝いをする鶏を育てていきます。鶏は、畑や草原の草を食べ、堆肥小屋で堆肥を促し、卵を産みます。今回のワークショップでは、講師に、ソイルデザインの四井真治氏を迎え、鶏が草を食べる際に使用するチキントラクターをつくります。ゆくゆくは、鶏が産んだ卵を使ったメニューを植物園カフェで提供していく予定です。

chickentractor_image.jpg
チキントラクター参考イメージ

日程:2017年6月4日(日)14:00-16:00 / 2017年6月5日(月)13:00-15:00
※内容はいずれも同じです

講師:四井真治(ソイルデザイン)
ソイルデザイン代表。信州大学農学部森林科学科にて農学研究科修士課程修了後、緑化会社にて営業・研究職に従事。その後長野での農業経営、有機肥料会社勤務を経て2001年に独立。土壌管理コンサルタント、パーマカルチャーデザインを主業務としたソイルデザインを立ち上げ、愛知万博のガーデンのデザインや長崎県五島列島の限界集落再生プロジェクト等に携わる。企業の技術顧問やNPO法人でのパーマカルチャー講師を務めながら、2007年に山梨県北杜市へ移住。八ヶ岳南麓の雑木林にあった一軒家を開墾・増改築し、"人が暮らすことでその場の自然環境・生態系がより豊かになる"パーマカルチャーデザインを自ら実践。日本文化の継承を取り入れた暮らしの仕組みを提案するパーマカルチャーデザイナーとして、国内外で活動。

参加費:3,000円/1日
※参加費は、当日、犬島港近くの犬島チケットセンターにてお支払ください

定員:15名(定員に達し次第受付終了)

申込み:下記問い合わせ先まで、お電話にてお申込みください

お問い合わせ:
犬島精錬所美術館
086-947-1112 / 10:00-16:30
※休館:火曜(3月1日〜11月30日)、火・水・木曜(12月1日〜2月末日)


6/10(土) どくだみ石鹸づくりを学ぶワークショップ

犬島島民の次田智恵子さんより、犬島に自生するどくだみを使用した石鹸の作り方を学ぶワークショップです。犬島島内をフィールドワークしながら、自生しているどくだみの生葉を摘み、どくだみのエキスを使用した石鹸づくりを学びます。古くから民間薬として使われていたどくだみ。毎年、どくだみ石鹸を作り続けてきた島民の次田さんから石鹸づくりを学びながら、島の生活の知恵を教えていただきます。

日程:2017年6月10日(土)13:00-15:00

参加費:1,000円
※参加費は、当日、犬島港近くの犬島チケットセンターにてお支払ください

定員:15名(定員に達し次第受付終了)

申込み:下記問い合わせ先まで、お電話にてお申込みください

お問い合わせ:
犬島精錬所美術館
086-947-1112 / 10:00-16:30
※休館:火曜(3月1日〜11月30日)、火・水・木曜(12月1日〜2月末日)